相続は遺産を受け継ぐと同時に、人から人へのバトンを渡す行為に似ています。
スムーズにバトンを受け取るためにも、相続をする方々が状況をしっかり把握し、進めていく必要があります。
父は、祖父からほとんどすべての財産を相続しました。
その際、5000万円もの相続税を支払っています。
原因は財産のひとつにある幹線道路沿いにある土地が、相続税額をつり上げていました。
相続のたびに多額の税金を納めるのは負担が大きすぎます。
相続税を減らすための方法はあるのでしょうか?
養子縁組などで相続人を増やして基礎控除額を上げ、相続税額を下げる方法があります。
また路線価が高い土地部分を分筆し、近隣に利用してもらう方法で相続税額の大幅な減額も可能です。
土地の状況によって想定されるケースが変わりますが、私たち専門家が様々な状況に応じて解決策をご提案できます。
80歳を過ぎた父が亡くなった際、支払う相続税額を息子が心配していました。
理由は、不動産が多い一方、現金が少ないので相続税の支払いが困難になること。
また不動産は貸地が多く、実測もされていないことがあります。
どうしたら相続税の問題をうまく切り抜けることができるでしょうか?
納税には現金の支払いの他に物納や譲渡も可能です。
費用はかかりますが、後のスムーズな対策を考慮して、貸地を実測した方がよいでしょう。
実測と同時に物納の条件に合うように地代の値上げ交渉で半分ほど売却できた例もあります。
資金を作ったり、物納のための要件をそろえるなど事前の準備があれば恐れることはありません。
父が亡くなり、遺産額3億円の不動産が遺されました。
半分を母が、残りを私たち兄弟3人で“共有”で相続し、相続税は不動産を売却して納める考えでした。
しかし相場を見てタイミングを待ち続けると、価格は下がる一方で売却できずに遺産の大半を失う状況となってしまいました。
また相続税の納付は遅れに遅れています。
どうしたらよいでしょうか?
不動産を共有すると、売却等の意思決定が遅くなり、相続人全員の利益が損なわれることがあります。
相場に惑わされすぎず、確実に買い手を見つけることが重要です。
私たち専門家に相談して、早急に手を打つ必要があります。
相続は、亡くなった方の資産の状況・親族関係などにより複雑になりがちで、対応や手続きに何人もの専門家が必要です。
「相続・贈与相談センター」は、数多くの実績から、その方に合った最善策を提案しております。
また専門家ネットワークを通じ、素早く対応いたします。
評価が複雑な不動産や非上場株式なども、専門家のネットワークを駆使して迅速に対応いたします。
遺産の配分を具体化させ書面にした遺産分割協議書の作成を行います。 また協議がまとまらない場合、家庭裁判所に調停を申し立てることになりますが、相続・贈与相談センターの弁護士が対応いたします。
不動産、預貯金、株式、保険金の請求等、煩雑になる種類の名義変更も対応いたします。
相続税は、10ヵ月以内に被相続人の住所の所轄税務署に申告書を提出し、納付しなければいけません。この短い期限内でも、事前の対策や準備、遺産の名義変更も含めてスムーズに対応いたします。
「相続・贈与相談センター」では税理士、弁護士、司法書士、不動産鑑定士等、
各種専門家がネットワークを組んで、お客様の相続に関わる問題を解決します